1ヶ月でKindleを61冊出版して気づいた、頑張らない方がなぜか量が増える理由

「1ヶ月でKindleを61冊出版しました」

こう書くと、

ものすごくストイックで、

寝る間も惜しんで、

限界まで自分を追い込んだ人

というイメージを持たれるかもしれません。

ですが、実際の感覚はかなり違います。

正直に言うと、

「え、もうそんなに出してたのか」

と、あとから数字を見て気づいた、という方が近いです。

もちろん、何もせずに本が生まれるわけではありません。

書いて、整えて、出版するという作業は、淡々とやっています。

ただし、この1ヶ月でほとんど使わなかったものがあります。

それが、

・気合

・根性

・無理

・我慢

いわゆる「頑張らなきゃいけない感覚」です。

むしろ意識していたのは、

できるだけ力を抜くこと。

疲れる前に止めること。

書ける流れが来ているときだけ、自然に乗ること。

このスタンスに切り替えたことで、

不思議な変化が起こりました。

「量を出そう」としなくなったら、量が出始めた

多くの人は、

「もっと書かなきゃ」

「数を出さなきゃ」

「量産しないと意味がない」

と思った瞬間に、手が止まります。

理由はシンプルで、

脳と潜在意識が“重さ”を感じるからです。

「61冊出すぞ」と目標を立てた瞬間、

それはもう“仕事”になり、

“義務”になり、

“達成しなければいけない課題”に変わります。

すると、無意識はこう反応します。

「それ、大変そうだな」

「疲れそうだな」

「失敗したら嫌だな」

このブレーキが入った状態で、

量を出し続けるのはかなり難しい。

一方で、この1ヶ月、私がやっていたのは逆でした。

「今日は1冊出そう」

「これ、Kindle向きかも」

「今の感覚、書きやすいな」

判断基準は常に“軽さ”です。

すると、

書く → 出す → 終わり

このサイクルが、驚くほど短くなっていきました。

完璧を目指さなくなった瞬間、スピードが上がった

61冊という数字を聞くと、

「クオリティは大丈夫なの?」

と感じる人もいるかもしれません。

ここで大事なのは、

完璧を目指すのをやめた=雑になった

という意味ではない、という点です。

やめたのは、

・100点を取ろうとする意識

・他人の評価を先回りする思考

・「これでいいのかな?」という過剰な確認

その代わりに採用したのが、

「今の自分が、自然に出せる完成度」

でした。

すると、

迷う時間

止まる時間

戻る時間

が、ほぼ消えます。

書く流れが来ているときは、

潜在意識が前に進もうとしているサインでもあります。

その流れを

「もっと良くしなきゃ」

「まだ足りないかも」

と止めてしまうと、

勢いそのものが失われてしまう。

この1ヶ月で実感したのは、

スピードは才能ではなく、ブレーキを外した結果

だということでした。

不思議だったのは、

これだけの冊数を出しているのに、

ほとんど「疲れた」という感覚がなかったことです。

普通なら、

数冊出しただけでも

「ちょっと休みたい」

「今日はもういいかな」

となってもおかしくありません。

でも、この1ヶ月は違いました。

むしろ、

一冊出すたびに、

頭の中が少し軽くなって、

次のアイデアが浮かびやすくなる。

そんな循環が自然に起きていました。

疲れなかった理由は「エネルギーを使う場所」が違ったから

多くの人が疲れる原因は、

実は「書くこと」そのものではありません。

疲れの正体は、

・評価されるかどうか

・売れるかどうか

・失敗したらどうしよう

・無駄にならないか

こうした先の不安を同時に抱えながら書くことです。

これは、

アクセルを踏みながら

ブレーキも同時に踏んでいる状態。

そりゃ、疲れます。

この1ヶ月、意識して手放していたのは、

まさにこのブレーキでした。

「売れるかどうか」は考えない

「評価」は後でいい

「結果」は出してから考える

やっていたのは、

今、書きたいものを出す

ただそれだけです。

すると、

エネルギーのロスがほぼ無くなります。

書くことに使った分のエネルギーが、

そのまま次の一冊に回っていく。

だから、

量を出しているのに、

むしろ軽くなっていく。

この感覚は、

実際に体験しないと伝わりにくいですが、

一度入ると抜けにくい流れでもあります。

ネタが尽きなかった理由は「探していなかった」から

「61冊も、何を書くことがあるんですか?」

これは、かなり聞かれます。

答えはシンプルで、

ネタを探していなかった

という一点に尽きます。

ネタを「探す」と、

頭は一気に重くなります。

一方で、

普段から自分が考えていること、

感じている違和感、

過去につまずいた経験。

こうしたものを

「そのまま出していい」

と自分に許可を出すと、

ネタは勝手に形を変えて現れます。

・ブログで書いたこと

・noteで反応があった話

・自分が一度悩んだテーマ

それぞれを、

少し角度を変えるだけで、

一冊分になります。

大事なのは、

完璧な新しさを求めないこと。

新しさを求めた瞬間、

人は止まります。

でも、

自分にとって「少し前の気づき」は、

誰かにとっては

今まさに必要な言葉だったりする。

この視点に切り替えたことで、

ネタは「消費するもの」ではなく、

「増殖するもの」に変わりました。

「もう一冊いけるかも」が自然に出てきた理由

この1ヶ月で、

自分でも面白いなと思ったのが、

「もう一冊いけるかも」

という感覚が、ほぼ毎日あったことです。

これは、

無理に気合を入れて出てくる言葉ではありません。

むしろ、

力を抜いた状態のときにだけ出てきます。

潜在意識の視点で見ると、

この状態はとても分かりやすい。

・書くことが「作業」ではなくなっている

・結果よりも流れを優先している

・やらされ感が消えている

つまり、

無意識が前に進むことを止めていない状態です。

この状態に入ると、

人は驚くほど自然に行動します。

頑張ろうとしない

無理をしない

でも、止まらない

これが、

いわゆる「イージーモード」と呼ばれる感覚の正体です。

61冊はゴールではなく「サイン」だった

ここまで書いてきて、

はっきり言えることがあります。

1ヶ月で61冊出版できたこと自体が、

目的だったわけではありません。

これは、

自分の状態が変わったことを知らせるサイン

のようなものです。

もし、これが

苦しみながら

我慢しながら

無理をしながら

出した61冊だったら、

何の意味もありません。

でも実際は、

力を抜いた結果、

自然に増えた数字だった。

だからこそ、

この体験には価値があると思っています。

もし今、手が止まっているなら

この記事をここまで読んでいる人の中には、

「書きたいのに進まない」

「量を出したいのに止まってしまう」

そんな状態の人もいるかもしれません。

もしそうなら、

足りないのは努力ではありません。

必要なのは、

もう頑張らなくていい、という許可です。

・今日は少しでいい

・完璧じゃなくていい

・軽いものから出していい

この許可を出した瞬間、

流れは必ず変わります。

量は、

気合で増やすものではなく、

状態が整った結果として増えるもの。

この1ヶ月で、

それを身をもって実感しました。

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