年始にやると逆効果な自己啓発ルーティン

年が明けると、

「今年こそ変わりたい」

「今年はちゃんとやりたい」

そんな気持ちが自然と湧いてきます。

その流れで、

自己啓発のルーティンを始める人も多いでしょう。

早起き、目標の可視化、アファメーション、

朝のルーティン、習慣化、情報インプット。

どれも間違いではありません。

本来は、人生を前に進めるためのものです。

でも、年始というタイミングでは、

逆効果になってしまう自己啓発ルーティン

が確実に存在します。

それは、やり方の問題ではありません。

始めるタイミングと、無意識の状態が合っていない

ことが原因です。

年始は、

無意識が切り替わりの途中にあります。

これまでの記事でも触れてきたように、

価値観や力の使い方が

まだ流動的な状態です。

この時期に

「こうあるべき自分」を

ルーティンで固めようとすると、

無意識は強く反発します。

その反発は、

やる気の低下や、

疲労感、

自己否定として現れます。

年始に逆効果になりやすい自己啓発ルーティンの

共通点があります。

それは、

自分を“持ち上げよう”としていること

です。

・前向きにならなきゃ

・意識を高めなきゃ

・ポジティブでいなきゃ

こうした意識は、

無意識にとって

「今の自分は足りない」

というメッセージになります。

年始は、

ただでさえ感覚が敏感です。

そこに

「もっと上を目指せ」

「今のままじゃダメだ」

という圧がかかると、

心と体は一気に重くなります。

特に逆効果になりやすいのが、

感情を上書きする系のルーティンです。

無理に前向きな言葉を唱える。

ネガティブな感情を感じないようにする。

「不安=悪いもの」として排除する。

これらは、

一時的には気分を持ち上げます。

でも、

年始の無意識は

「感じきってから次に進む」

段階にあります。

ここで感情を上書きすると、

未処理のものが

内側に溜まります。

その結果、

理由のない疲れや、

突然の無気力として

後から出てきます。

年始に自己啓発が逆効果になる人ほど、

実はとても真面目で、

自分を良くしようとしています。

ちゃんと整えたい。

ちゃんと成長したい。

去年の自分を超えたい。

その気持ち自体は、

何も悪くありません。

でも、

その真面目さが

「今の自分の状態」を

無視させてしまう。

年始に必要なのは、

自分を高めることではなく、

自分の状態に合った接し方

です。

たとえば、

朝早く起きるルーティン。

これも年始には

逆効果になることがあります。

年末年始で

生活リズムが乱れている状態で、

いきなり完璧な早起きを目指す。

すると、

体はまだ整っていないのに、

意志だけで引っ張ることになります。

結果、

数日で疲れ、

「やっぱり自分は続かない」

という自己否定が生まれる。

これは、

早起きが悪いのではありません。

タイミングが合っていないだけ

です。

年始に逆効果な自己啓発ルーティンは、

ほとんどが

「整う前に、形を作ろうとしている」

という共通点を持っています。

形を先に作ると、

中身が追いつきません。

無意識がついてこないまま

行動だけを積み上げると、

必ずどこかで歪みが出ます。

その歪みが、

「続かない自分」

「変われない自分」

という誤解につながります。

本当は、

変われていないのではなく、

変わる準備段階にいるだけ

なのに。

年始に自己啓発を始めて

苦しくなる人は、

自分を責めなくていい。

それは、

ルーティンが合っていなかっただけです。

今はまだ、

自分を押し上げるよりも、

力を抜く方が先

の時期かもしれません。

年始に自己啓発ルーティンが逆効果になる最大の理由は、

「今の自分を変えよう」としすぎることです。

本来、自己啓発は

自分を支えるためのものです。

自分を否定するためのものではありません。

でも年始は、

無意識がとても正直になります。

その状態で

「もっと良くならなきゃ」

「変わらなきゃ」

というメッセージを繰り返し送ると、

無意識はこう受け取ります。

「今の自分はダメなんだ」

「このままでは価値がないんだ」

その結果、

自己啓発をやればやるほど

自己否定が強くなる。

これは、

意志が弱いからでも、

メンタルが弱いからでもありません。

やり方とタイミングがズレているだけ

です。

年始に逆効果になりやすい自己啓発ルーティンには、

もう一つ共通点があります。

それは、

未来の自分に期待しすぎている

ということです。

「これを続ければ変われる」

「習慣化できたら理想の自分になれる」

この考え方自体は悪くありませんが、

年始の無意識には重すぎます。

なぜなら、

年始はまだ

「手放し」と「整理」の段階だからです。

この段階で

未来の自分を作ろうとすると、

今の自分とのギャップが強調されます。

そのギャップが、

焦りや不安を生み、

自己啓発を

苦しい義務に変えてしまう。

年始に自己啓発が逆効果になる人ほど、

「ちゃんとやろう」とします。

ルーティンを守ろうとする。

できなかった日は落ち込む。

続かない自分を責める。

でも本当に必要なのは、

ちゃんとやることではありません。

今の状態に合った“緩さ”を選ぶこと

です。

年始におすすめなのは、

自己啓発を

「やる・やらない」で判断しないことです。

今日はやらない。

気が向いたらやる。

途中でやめてもいい。

この余白があるだけで、

無意識の抵抗は大きく下がります。

不思議なことに、

抵抗が下がると、

自然とまた触れたくなります。

それが、

本来の習慣化です。

年始は、

新しい習慣を作るよりも、

自分との関係を作り直す時期

です。

・できない日があっても責めない

・気分が乗らなくても否定しない

・今の感覚を尊重する

これができていれば、

自己啓発をしなくても

人生はちゃんと整っていきます。

むしろ、

この関係ができていないまま

どれだけルーティンを積んでも、

長くは続きません。

年始にやると逆効果な自己啓発ルーティンは、

内容の問題ではありません。

「今の自分を置き去りにしていること」

それが逆効果の正体です。

今は、

上に行く時期ではなく、

深く整える時期かもしれません。

整ったあとで始める自己啓発は、

同じ内容でも

まったく違う効果を生みます。

だから、

年始に自己啓発がしんどくなったら、

一度やめていい。

それは、

後退ではありません。

次のステージに進むための準備

です。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました