「潜在意識を書き換えると人生が変わる」
「無意識が9割を決めている」
こんな言葉を聞いていると、
潜在意識と無意識って、結局何が違うの?
同じもの? それとも別物?
と疑問に思う人も多いはずです。
スピリチュアルや自己啓発、心理学の世界では
当たり前のように使われるこの2つの言葉。
でも実は、
- 使われ方があいまい
- 人によって意味が違う
- なんとなく同じ扱いをされがち
という、かなり混乱しやすいテーマでもあります。
この記事では、
「潜在意識」と「無意識」の違いを、
- 言葉の意味
- 考え方の背景
- 現実への影響
- 書き換え・変化のさせ方
という視点から、わかりやすく比較していきます。
潜在意識とは?|“設定”としての心の領域
潜在意識とは、
普段は意識していないけれど、
思考・感情・行動の土台として働いている
“心のプログラム”のような領域
として語られることが多い言葉です。
スピリチュアルや自己啓発の世界では、
特によく使われます。
潜在意識の基本的な考え方
潜在意識についてよく言われるのは、
- 行動の9割以上は潜在意識が決めている
- 幼少期の経験で作られる
- 思い込みや信念の集合体
- 自己イメージの正体
- 現実を自動的に再生する装置
というもの。
たとえば、
- 「私は愛されない」
- 「お金は苦労しないと手に入らない」
- 「頑張らないと価値がない」
こうした無意識の前提が、
選択や行動を通して
そのまま現実に反映される、と考えます。
つまり潜在意識は、
**「人生の初期設定」**のようなもの。
潜在意識が現実に与える影響
潜在意識が影響するのは、
- 何を選ぶか
- 何を避けるか
- どこまで挑戦するか
- どんな人間関係を作るか
- どんな結果で“満足”してしまうか
ほとんどすべて。
本人は「自分で決めている」つもりでも、
実際は設定通りに動いているだけ、
と説明されることも多いです。
潜在意識の特徴
- “設定”“プログラム”として扱われる
- 書き換えられるものとされる
- 言葉・イメージが入りやすい
- 再現性を重視する文脈で使われやすい
- 願望実現・引き寄せと相性がいい
無意識とは?|“働き続ける心の全体”という概念
一方で無意識とは、
自分では気づいていないけれど、
常に働き続けている
心のはたらき全体
を指す、より広い概念です。
こちらは主に、
心理学や精神分析の文脈で使われます。
無意識の基本的な考え方
無意識については、
- 思考・感情・衝動の源
- 記憶やトラウマの保管庫
- 本人も知らない欲求の集合
- 防衛反応やクセの正体
- 意識の土台として常に動いている
といったイメージで語られます。
フロイトやユングなどの心理学では、
人は“自分が思っているほど、
自分をコントロールできていない”
という前提が強くあります。
無意識が現実に与える影響
無意識は、
- とっさの反応
- 感情の爆発
- なぜか同じ失敗を繰り返すクセ
- 理由のわからない不安
- 説明できない選択
こうしたところに強く現れます。
「頭ではわかってるのに、できない」
というとき、
裏で動いているのが無意識だとされます。
無意識の特徴
- 心の“全体構造”として扱われる
- 自分では直接見えない
- 変えようとすると抵抗が出やすい
- 感情・衝動・記憶と深く関係
- セラピー・内観と相性がいい
潜在意識と無意識は同じものなのか?
ここで一番よくある疑問。
「潜在意識=無意識?」
結論から言うと、
厳密には同じではないけど、
重なっている部分がとても多い。
というのが答えです。
イメージとしては、
- 無意識 → 心の“全体の海”
- 潜在意識 → その中の“設定・プログラム部分”
という関係に近い。
潜在意識は、
無意識という大きな領域の中にある、
“人生の設定ゾーン”を切り取った言葉
と考えると、かなりわかりやすいです。
使われる文脈の違いが、混乱の原因
この2つが混同されやすい理由は、
使われる文脈が違うから。
- 潜在意識 →
スピリチュアル・自己啓発・引き寄せ
「書き換える」「設定」「現実化」 - 無意識 →
心理学・セラピー・内観
「気づく」「癒す」「統合」
同じ“見えない心”を指していても、
目的とアプローチが違うため、
別の言葉として使われているわけです。
多くの人が感じる違和感の正体
潜在意識ワークをしていると、
- アファメーションしてるけど効かない
- 書き換えようとしても抵抗が出る
- 逆に苦しくなる
こんなことも起こりがち。
これは、
**「設定として扱える部分」と、
「感情や防衛として働いている部分」**が
ごちゃ混ぜになっているから。
つまり、
潜在意識的に“変えよう”としているけど、
無意識レベルでは“守ろう”としている。
このズレが、
うまくいかない感覚の正体だったりします。
潜在意識と無意識の決定的な違い
ここまでの話をまとめると、
この2つの一番の違いはここ。
「設定として扱うか」「全体として扱うか」。
- 潜在意識 → 人生の“設定・プログラム”としての心
- 無意識 → 常に働く“心の全体構造”
つまり、
- 潜在意識は 変える対象として語られやすく、
- 無意識は 気づき・癒し・統合の対象として語られやすい。
ここが本質的な違いです。
効果の出方の違い|感じやすい変化
潜在意識アプローチで感じやすい変化
- 考え方や口ぐせが変わる
- 行動が自然に変わる
- 同じ失敗を繰り返さなくなる
- チャンスに気づきやすくなる
- 後から「そういえば変わってた」と実感
👉 “設定変更”による行動と現実の変化。
無意識アプローチで感じやすい変化
- 理由のわからない不安が軽くなる
- 感情の波が穏やかになる
- 反応が変わる
- 自分への理解が深まる
- そのままでOK感が出てくる
👉 “気づきと癒し”による内側の安定。
向いている人のタイプ
潜在意識ワークが向いている人
- 目標や理想がハッキリしている
- 現実を変えたい
- 行動や結果を変えたい
- 設定・書き換えという考え方が好き
- 願望実現・引き寄せに興味がある
👉 **“人生をデザインしたい人”**向き。
無意識ワークが向いている人
- 感情のしんどさが強い
- 理由のわからない生きづらさがある
- 過去の傷が気になる
- 自分を深く理解したい
- セラピー・内観が合う
👉 **“心を癒したい人”**向き。
書き換え・変化のさせ方の違い
ここが一番混乱しやすいポイント。
潜在意識の場合
- アファメーション
- イメージング
- 催眠音声
- 書き換えワーク
などで、
**新しい前提を“入れる”**ことが中心。
イメージは、
古い設定を書き換えて、
新しいプログラムをインストールする感じ。
無意識の場合
- 内観
- セドナメソッド
- EFT
- セラピー
- 瞑想
などで、
**今ある感情や反応に“気づき、ゆるめる”**ことが中心。
イメージは、
抑えていたものを見て、
理解して、
自然にほどいていく感じ。
なぜ「書き換えが効かない」ことがあるのか?
潜在意識を書き換えているつもりでも、
- 逆に苦しくなる
- 抵抗が強くなる
- 全然変わらない
と感じる人が多い。
その理由は、
無意識レベルで“守り”が働いているから。
たとえば、
「私は成功していい」と入れようとすると、
無意識が、
- 失敗したときの痛みを避けたい
- 目立って傷つきたくない
- 変わるのが怖い
と反応して、
ブレーキをかける。
このとき必要なのは、
無理に書き換えることではなく、
その“怖さ”に気づいてゆるめること。
ジュンケル的おすすめ結論
結論として伝えたいのはこれ。
潜在意識と無意識は、
どちらが上でも下でもなく、
“役割が違うだけ”。
おすすめの流れは、
- 無意識ワークで
感情・抵抗・怖さをまずゆるめる - 潜在意識ワークで
新しい設定を入れる
つまり、
“癒してから、設定する。”
この順番が、
一番楽で深く効きやすいと感じています。
まとめ
潜在意識は、
人生の設定・プログラムとしての心。
無意識は、
常に働く心の全体構造。
違いは、
- 潜在意識 → 設定を変える
- 無意識 → 気づき・癒す
共通点は、
どちらも現実の土台になっているという点。
正解は一つではなく、
あなたが一番楽になれる関わり方が答えです。

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