物を減らしたら、なぜか行動しなくなって楽になった話

「最近、あまり行動していない気がする」

「前みたいに頑張れていない」

「でも、不思議と前より楽だ」

もし今こんな感覚があるなら、

それは怠けでも後退でもない。

むしろ、

潜在意識が落ち着いたサインかもしれない。

物を減らし始めたあと、

なぜか行動量が減ったように感じる人は多い。

やる気がなくなったわけでもない。

何かを諦めたわけでもない。

ただ、以前のように「動かなきゃ」と思わなくなった。

この変化には、

はっきりした理由がある。

行動できないのではなく「追われなくなった」

以前は、

常に何かに追われている感覚があった。

・早くやらなきゃ

・置いていかれる気がする

・動いていないと不安になる

この感覚があるとき、

人はよく動く。

でもそれは、

前向きな行動というより、

不安からの行動だ。

物が多い環境では、

潜在意識はずっと刺激を受け続ける。

視界に入る物

未処理の物

使っていない物

それらはすべて、

「まだ終わっていない」

というメッセージを無意識に送ってくる。

だから、

じっとしていられない。

物を減らすと「やらなきゃ」が消える

断捨離をして物が減ると、

この無言のプレッシャーが消えていく。

部屋に入った瞬間、

視界が静かになる。

すると潜在意識は、

こう感じ始める。

「今は大丈夫」

「急ぐ必要はない」

「守られている」

この安心感が出てくると、

人は自然と行動しなくなる。

正確に言うと、

無理な行動をしなくなる。

行動しない=止まっている、ではない

ここで多くの人が、

不安になる。

「このまま何もしなくていいのか」

「成長が止まるんじゃないか」

「ダメになっているんじゃないか」

でも、

潜在意識の視点では真逆だ。

この状態は、

ブレーキを踏みっぱなしだった状態から、

ようやく足を離しただけ。

車で言えば、

アクセルを踏む準備が整った段階だ。

止まっているように見えて、

内側では整っている。

行動が減ったときに起きている変化

物を減らして、

行動が減ったと感じるとき、

実際にはこんな変化が起きている。

・思考が減っている

・焦りが減っている

・比較しなくなっている

これらはすべて、

潜在意識が安全を感じているサインだ。

安全を感じているとき、

潜在意識は無理に動かそうとしない。

だから、

静かになる。

以前の行動は「安心を得るため」だった

振り返ってみると、

以前の行動の多くは、

結果のためというより、

・不安を消すため

・焦りをごまかすため

・自分を安心させるため

だった可能性が高い。

行動している間は、

「やっている自分」でいられる。

それが、

安心材料になっていた。

でも物を減らすと、

この安心を行動に求めなくてよくなる。

楽になったのは、サボっているからじゃない

物を減らしたあと、

「楽になった」と感じるのは、

負荷が減ったからだ。

やる気がなくなったわけでも、

目標を失ったわけでもない。

ただ、

余計な力を使わなくなった。

これは、

潜在意識が健全な状態に戻っている証拠でもある。

行動しない時期は「溜め」の時間

自然界でも、

常に動いているものはない。

種を蒔いたあと、

すぐ芽が出るわけではない。

見えないところで、

準備が進んでいる。

断捨離のあとに訪れる

「行動しない時期」も同じだ。

この時間を

無理に埋めようとすると、

また不安行動に戻ってしまう。

行動しない時間が続くと、

周りと比べてしまうことがある。

「あの人は動いている」

「自分は止まっている気がする」

「このままで大丈夫なのか」

でも、

この比較が出てきた時点で、

また少しだけ“外”を見始めている。

物を減らして楽になったとき、

潜在意識はようやく

自分の内側に戻っている。

その状態で他人と比べ始めると、

また余計な負荷がかかる。

行動しないことで見えてくるもの

不思議なことに、

行動を減らすと

本当に必要なことだけが浮かび上がってくる。

・これは別にやらなくてよかった

・これは惰性だった

・これは「不安だから」やっていた

逆に、

本当に必要なことは、

考えなくても自然と気になり始める。

「これ、そろそろやりたいな」

「今ならできそうだな」

この感覚は、

無理やり作れない。

潜在意識が整ったときだけ、

静かに出てくる。

行動の質が変わるタイミング

断捨離のあと、

再び行動し始めるとき、

以前とは質が変わっていることが多い。

・焦っていない

・結果を急いでいない

・失敗を怖がりすぎていない

同じ「行動」でも、

内側の状態がまったく違う。

だから、

疲れにくい。

続けやすい。

結果につながりやすい。

これは、

行動量を増やしたからではない。

潜在意識のブレーキが外れたからだ。

動きたくなったら、動けばいい

大事なのは、

「行動しなきゃ」と思わないこと。

行動したくなったら、

すればいい。

したくないなら、

しなくていい。

この感覚を許せるようになると、

人生はかなり楽になる。

そして皮肉なことに、

この状態が一番、

物事は進みやすい。

楽になった自分を疑わなくていい

楽になった自分を見ると、

「このままでいいのか」と

疑いたくなる。

でも、

それはこれまで

無理をしてきた証拠でもある。

物を減らして、

行動が減って、

心が楽になった。

これは後退ではない。

正常化だ。

人生は「頑張っていないとき」に整い始める

人生が大きく動く前には、

一度、静かな時期が来ることが多い。

無理に動かなくなる

頑張らなくなる

力が抜ける

このタイミングを

不安で埋めてしまうと、

また同じ場所に戻る。

でも、

静けさを許すと、

自然と次の流れが入ってくる。

物を減らしたら、楽になっていい

最後にひとつだけ。

物を減らした結果、

楽になったなら、

それでいい。

もっと頑張らなくていい。

もっと動かなくていい。

潜在意識が落ち着いたとき、

人生は勝手に

次の段階へ進み始める。

今はその途中かもしれない。

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