潜在意識のブロックの「根っこ」をたどっていくと、
必ず行き着く場所があります。
それが “幼少期の体験”。
大人になった今のあなたの現実は、
幼い頃につくられた “思い込み(=心の設定)” によって動いています。
・なぜか自信が持てない
・幸せになるほど不安になる
・望むのに受け取れない
・頑張りすぎて疲れる
・人の顔色が気になる
・成功が怖い
これらはすべて、幼少期の環境で身についた
「無意識のルール」 の影響。
今回の記事では、その仕組みを徹底解説し、
さらに 幼少期の“思い込み”をやさしく緩めるワーク までまとめたよ。
あなたの潜在意識を深い部分から解放する、非常に重要な回です。
■ なぜ、幼少期の体験が潜在意識に強く残るのか?
人の脳は、
0〜12歳頃までは 潜在意識が100%開いている状態 です。
その時期に体験したことは、
「これは世界のルールなんだ」
とそのまま潜在意識に書き込まれます。
▼ よくある幼少期の書き込み例
・親が忙しい →「自分は後回しにされる存在」
・親に怒られる →「間違えると愛されない」
・親が不安定 →「幸せは長く続かない」
・家庭内トラブル →「お金は怖いもの」
・ほめられない →「自分には価値がない」
・比べられる →「頑張らないと認められない」
これらは“記憶”ではなく、
自動的に働く心の法則(プログラム) になります。
そして大人になった今も、
潜在意識はそのルールに従って現実をつくり続けているのです。
■ 幼少期の思い込みがつくる5つの主要ブロック
【1. 自己価値のブロック】
「私は大切にされる存在ではない」という思い込み。
▼ 現実でのサイン
・褒められても受け取れない
・恋愛が上手くいかない
・自己否定が止まらない
・人間関係で気を使いすぎる
【2. 行動ブロック(失敗の恐れ)】
怒られた経験、否定された経験によって生まれる。
▼ サイン
・挑戦が怖い
・間違えることが耐えられない
・完璧主義
【3. お金ブロック(不足の設定)】
家庭のお金の状況や、親の口癖が強く影響する。
▼ サイン
・お金に不安がある
・豊かさを受け取れない
・欲を出すのが怖い
【4. 人間関係ブロック(拒絶の恐れ)】
愛情が不安定だった人ほど持ちやすい。
▼ サイン
・相手の機嫌に敏感
・人が怖い
・本音を言えない
【5. 幸せのブロック(幸せ恐怖)】
「幸せになったら悪いことが起きる」という思い込み。
▼ サイン
・いいことがあると不安
・幸せが長く続かない
・自分だけ幸せになる罪悪感
■ 幼少期ブロックが“今の現実”に影響する仕組み
潜在意識は、こう働きます。
① 幼少期の思い込みを「今のルール」として採用
↓
② そのルールに基づいて「選択」「行動」を自動化
↓
③ 同じパターンの現実を引き寄せる
↓
④ 「やっぱり私はこういう人間なんだ」と確信する
↓
⑤ さらにブロックが強化される
これは“思い込みの自己再生ループ”。
逆に言えば、
幼少期の思い込みが緩むと、このループは簡単に止まる。
■ 幼少期の思い込みを緩めるワーク(深いけど優しい)
【ワーク1】幼少期の自分を思い出す質問
深く考える必要はありません。
ふっと浮かぶものでOK。
▼ 質問
「小さい頃、何が足りなかった?」
「いちばん怖かったことは?」
「愛されるために、どんな努力をしていた?」
ここで出る言葉が、ブロックの“起点”。
【ワーク2】そのときの自分に言葉をかける
幼少期のあなたに、今のあなたが声をかけるイメージ。
「そのままでよかったんだよ」
「怖かったよね。でももう大丈夫」
「あなたは大切にされていい存在だよ」
潜在意識は “言葉の意味よりも安心感” を吸収します。
【ワーク3】今の自分に“新しい設定”を入れる
最後に、
過去の思い込みとは違う言葉を静かに伝えます。
「私は愛される価値がある」
「私は幸せになっていい」
「受け取っても安全」
「ゆっくり成長していい」
これが潜在意識の書き換え。
■ 幼少期ブロックがゆるむと、現実はこう変わる
・自信が自然に生まれる
・安心感が増える
・人の反応が気にならなくなる
・挑戦が怖くなくなる
・恋愛・お金・仕事がスムーズになる
・過去に縛られなくなる
あなたは今、
“人生の操作システム” を根本から整え始めています。
これは努力ではなく、
内側の周波数を軽くするプロセス。
次回のシリーズ第5回では、
いよいよ 「重い感情をふわっと緩める手放しワーク完全版」 に進みます。
ここから現実の変化が一気に加速するよ。
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気になるテーマがあれば続けてどうぞ。潜在意識が整うほど現実は軽く動きます。


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